車の購入時に必要な諸費用について
categoty:購入に必要な費用 | Posted by: | 更新日:2015年8月12日 公開日:2015年1月30日 |
車を購入する時には、車両代金の他に諸費用が必要になります。
初めて車を購入する人など、車の車両代金以外に結構な金額が必要になるので驚かれる人もいるかもしれませんね。
また、購入する車が新車の場合と、中古車の場合で、必要となる諸費用が異なります。
車の購入費用は、車両代金+諸費用
新車を購入した場合
車両代金以外に次の諸費用が必要になります。
税金
- 自動車税
- 毎年、ナンバープレートを取得している車を所有している人に課税される税金です。
- 車の購入時には、購入した月の翌月から年度末の3月までの分に相当する税金が課税されます。
- 車の種類によって、課税される金額が異なります。
- 自動車重量税
- 車の総重量に応じて課税される税金です。
- 車検の時に、課税されます。新車時も車検を受けていますので、課税されます。
- 自動車取得税
- 購入した車の購入費用に対して課税される税金です。
- 車両本体価格+主要オプション代金の合計に0.9を乗じた金額に課税されます。
- 消費税
- 車両本体価格と購入したオプション費用に課税されます。
保険費用
車を登録する(車検をとうしてナンバープレートを取得する)ためには、次の保険費用が必要になります。
- 自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)への加入費用
- 車を登録するには、車検の有効期間を超える期間の法律で定めらた自動車損害賠償責任保険に加入することが義務付けられています。尚、新車の登録する際には、車検の有効期間+1ケ月間の保険に加入します。
- 加入費用は、車の排気量や種類により異なります。
廃車のためのリサイクル費用
新車の購入時に、廃車のためのリサイクル費用を必要になるというとなんだか変に感じる人もいるかもしれませんが、新車の購入時に、廃車時に必要となる法定のリサイクル費用を支払います。
- リサイクル料金(リサイクル券購入代金)
- 支払うリサイクル料金は、車種によって法律(自動車リサイクル法)で定められています。リサイクル料金を支払うとリサイクル券が発行されます。
- このリサイクル料金は、車を登録しなくても(ナンバープレートを取得しなくても)支払う必要があります。
中古車を購入した場合
中古車を購入した場合にかかる諸経費は、新車購入時と少しことなります。
税金
- 自動車税
- 毎年、ナンバープレートを取得している車を所有している人に課税される税金です。
- 車の購入時には、購入した月の翌月から年度末の3月までの分に相当する税金が課税されます。
- 車の種類によって、課税される金額が異なります。
- 自動車重量税
- 車の総重量に応じて課税される税金です。
- 車検の有効期間が残っている中古車の場合には、発生しません。
- 中古車でも、車検を取得する必要がある場合には、自動車重量税を支払う必要があります。
- 自動車取得税
- 購入した車の購入費用に対して課税される税金です。
- 中古車の場合には、車両の法定原価償却額に課税されます。
- 消費税
- 車両本体価格に課税されます。
保険費用
中古車の場合にも、自動車賠償責任保険の保険費用を支払う必要があります。但し、購入する中古車が、車検が残っている場合と、車検が切れている場合で、少し状況がことなります。
- 車検の残っている中古車の場合は、残り保険期間の保険金額相当額を支払う
- 車検が残っているということは、自賠責保険もまで、契約期間が残っています。残っているので、保険費用は不要と思われるかもしれませんが、中古車の場合は、前の所有者から中古車業者が車を買い取る時に、保険の残り期間の保険金額相当額を中古車業者が一旦、前の所有車から移譲(費用を払って譲り受ける)しているので、その中古車を購入する際には、購入者が、保険の残り期間の保険金額相当額を支払って、中古車業者から譲りうける必要があるからです。
- 車検が切れている中古車の場合は、加入する自動車賠償責任保険の加入費用を支払う
- 車検が切れているので、自動車賠償責任保険も切れているので、加入のための費用を支払う必要があります。
廃車のためのリサイクル費用
新車の購入者が、廃車のためのリサイクル費用を負担しているので、中古車を購入する場合には、負担する必要がないと思われる人もいるかと思いますが、廃車のためのリサイクル券は、廃車を想定して、車を所有している人が廃車費用前払いするという考え方になっているので、車を売却する時には、車を買い取りした人(中古車業者等)が新たな車の所有者となるので、車の売却者に、リサイクル券相当費用を支払う必要があります。